60.VECアンリミテッド~エイラビショップ~
こんにちは!
39thシーズン、お疲れ様でした。今期は新環境ということもあって、メタが重要なシーズンでした。今回は、メタをどう意識したかをまとめていきたいと思います。
エイラビショップを使用した経緯
序盤はバーンウィッチで盛っていましたが、戦っていくうちに以下の問題が浮上しました。
- 稀にあるハンドの事故が、逆転不能レベルであること(デッキの性質上仕方がない部分)
- 後攻時、4ターン目に進化が切れず先攻の速度に追いつけないことが多い
速度が高い環境であったことから特に後者に問題を感じ、安定性の低さからバーンウィッチの使用継続を諦めました。
そこで、乗り換えるデッキとしてエイラビショップと黄金都市疾走の二択を自分に用意しました。
一度黄金都市疾走を使ってみましたが、こちらでは以下の問題が発生しました。
- 黄金都市2枚目を置けない時、ドロシーに追いつけないことが多い
- アニエスを引けない時のパワーが低い
- エイラ対面で泥沼になりがち(これは冥府をピン採用することで誤魔化しました)
- 何より使用者が下手だった
下振れは低いのですが、使い慣れないデッキということもありなかなか勝てず。
そこで、前期から使っていたエイラビショップに切り替えました。
デッキレシピ
エイラを使うにあたって、ナーフ前は環境のトップであるバーンウィッチと疾走ビショップ、エイラビショップに勝てるように、ナーフ後はエイラビショップとAFネメシス、アグロヴァンパイアにメタを張るように意識しました。
(OTKエルフの明確なメタ張りは厳しいと判断して切りました)
(1)ナーフ前
メタカード:ソニア、安息の領域
安息の領域はエイラビショップに強いです。安息の領域を介してスタッツを爆上げしてワンパンするということもできますが、以下のように盤面を取り返す際にも利用できます。慣れが必要ですが、使いこなせると無類の強さを見せてくれるでしょう。
ぐーみー/SRE on Twitter: "エイラミラーで安息の領域を絡めて盤面アドバンテージを一気に捲っていく方法 part1… "
ソニアはドロシーへのメタで、先攻4ターン目に置くとソニアが盤面に残ることが多かったり、終盤に出すことで疾走リソースを枯らす動きもできます。また、黄金都市疾走相手でエクセスプリーストを切らせた後にエンハンスで出すことで、相手のリソースを枯らすことも狙えたり。テミスの審判を使用したエイラビショップの返しに使うこともありました。
一応ですが、リノセウスデッキへのメタにはならないので採用する際は気を付けてください。
(2)ナーフ後
変更点:ソニア→メカニカルファーザー
メタカード:メカニカルファーザー、安息の領域
メカニカルファーザーは、対エイラで絶対に勝ちたいために採用しました。多いという自覚はありますが3枚採用して絶対に勝てるようにしました。アグロヴァンプ対面でも詰めで優秀なので、用途は多かったです。
安息の領域は、前述のメタ対象に加え、AFネメシスがメタ対象に加わりました。AFネメシス対面はクルトと安息の領域を同時に置いたら大体勝てます。1回だけ負けましたが、山を20枚掘ってエイラが引けなかった時のみです。
その他カードは前々から採用しているカードなので、採用意図はこちらをご覧下さい
46.ROGアンリミテッド~安息エイラ~ - 明日はハレの日ケの昨日
採用しなかったカードについて
- クルト
環境が超高速であったことから、序盤からある程度削って勝つor終盤にクルトでOTKするのでは無く、序盤から耐久して、終盤は息切れさせてから仕留めるという思考に切り替えたため不採用になりました。
ナーフ後は環境が減速しましたが、エイラミラーはメカニカルファーザーを採用した方が強いので不採用。
- メカゴブリン
上記で書いたコンセプトである息切れさを狙うためにはこのカードは不要だと考えました。エクセスプリーストでまれにLWが消えるのが不快だったというのも理由です。このカードよりユニコの方がヘイトが高かったり、ユニコーンナイトの方が除去力があるため、コンセプトに沿ってると考えました。
ナーフ後に環境が減速しましたが、ナーフ前のエイラミラーでユニコーンナイトやユニコが活躍することが多かったので不採用。
高速環境では無意味なので抜きました。ナーフ後も安息の領域の方が強いので不採用のままです。
以上です。
そんなこんなで最終日も連勝して終われました。1000位以内だったらいいな〜…