61.勝率7割超え!VECローテ~自然ネクロ~
こんにちは。ぐーみーです。
ポケットモンスター「ソード」と「シールド」の発売が間近に迫りました。ポケモンと共に成長してきたので非常に楽しみです。
閑話休題。
今回は、自然ネクロについての記事です。40thシーズンが始まり、同時期に黄金都市のナーフ、シオンのバフがかかったことで環境が僅かに変化しました。今回はそれを含め、使用したデッキの解説をしていきます。
ナーフ後のVEC環境
黄金都市が消えたことで、ムニャールの召喚にタイムラグが生じたり、3ターン目にディスティニーウィングナイトが2枚出てきてどうしようもなくなるといった事案が消えました。これにより自然ビショップは速度を落としましたが、依然数を残しています。
また、環境デッキの低速化に伴い、かつての自然ビショップに踏み潰されていた低速デッキが息を吹き返しました。具体的には、OTKエルフ、自然エルフ、自然ドラゴンが増えました。同時に、エクセスプリーストが採用されなくなったことから自然ロイヤルも数を増やしました。
私が思うtier表は以下の通りです(ここでいうtierは、流行度を指します。)
- tier1
OTKエルフ
- tier2
自然ビショップ、自然ネクロ、自然ドラゴン
- tier3
自然ロイヤル、自然エルフ、(安息)エイラビショップ
- tier4
有象無象
環境の低速化で有利対面が一気に増えたのは豪風のリノセウスです。6-7ターン目に理不尽に20点を削りきることができ、ボードで戦うデッキを拒絶するだけのパワーがあります。
tier2-3は、リノセウスにまだ勝てるデッキが、tier4以下はリノセウスに勝てないデッキといった分布になっています。環境の中心はリノセウスであると言っても過言ではないでしょう。
自然ネクロレシピ
58.VECローテーション考察~自然ネクロ~ - 明日はハレの日ケの昨日
自然ネクロの確定枠、選択枠についてはこちらに纏めています。
今期自然ネクロを組むにあたって、リノセウスに勝てる構築にすることを意識しました。そこで、構築を攻め寄りにすることが確定しました。
続いて考えたのがオシリスの採用です。今までオシリスが採用されなかった要因として、進化時のHPが高すぎて、LWが発動する前にエクセスプリーストで機能停止にされるという問題が挙がっていました。しかし、自然ビショップからエクセスプリーストが消えたため、LWの数を最大で4増やせるオシリスに目をつけました。また、終盤に腐ってしまいがちであったこと、中盤に出せたら強いことから、敢えてオシリスの枚数を増やして、腐る前にゲームセットできるようにしてみました。
結果としてこれはかなり良い考えであったことがわかりました。トートが7t目に起動する頻度がかなり上がり、自然ドラゴン相手にも後手を取ることが減りました。
攻め寄りにするというコンセプトなのに、なぜカムラがいないのかということですが、カムラからオシリスが出たら発狂するからです。コンセプトに反してしまっていますが、リノセウスに勝てるようにするためのカードではあったので、勿体ないとは思っています。他対面での勝率を意識して天秤にかけた結果、カムラはクビになりました。
あまり触れませんでしたが、シオンのバフでAFが増えてエネスの処理をどうするかということがネクロ使いの中で挙がっていた話題だと思います。多くの方がソーラを採用していましたが、今回不採用にしたのはAFネメシスにまともに当たらない&エネスが引かれる確率まで加味すると、切っても良いだろうと判断しました。
ちなみにエネスが出てきた試合ですが、こちらが盤面有利だったためエネス以外に進化を切ってくれて、そのまま憑依で取れました。やっぱ切ってもいいや。
立ち回り
- vsOTKエルフ
一生顔殴り続けます。盤面は基本的に無視。
注意点としては、ヘリオに進化を切ってもOTKエルフ側は基本的に無視(正しくは、エンシュで何事もなかったかのようにしてくるか、ざわめく森でロックするか、一切触れてこないかの三択です)してくるので、脳死でヘリオに進化をするのはあまり推奨しません。ただし、アリアの旋風を抑止できるのでアリアの旋風くらいじゃないと処理できなさそうな盤面が作れそうならヘリオ進化はアリです。
この対面はアイシャをハンドから投げることで勝てることが多い対面なので、アイシャが来てもラッキーと思いましょう。と言いつつマリガンではキープしません(1コストを引きたいため)。
トートは基本的に起動しないため、雑に投げます。
対面が自然エルフである可能性もありますが、自然エルフ対面は有利なのでそれよりも厳しいOTKエルフを意識します。
マリガン
1コストフォロワー群、トートを除く2コストフォロワー群、ヘリオのみキープ
- vs自然エルフ
ボードを取り続け、トートで勝利します。盤面を取り続ければ勝てるので、進化権の使い方がかなり大事です。自然エルフとOTKエルフとで立ち回りが全然違うので、各デッキのカードをよく把握しましょう。
また、オシリスがぶっ刺さる対面なので、オシリスは投げ得です。めちゃくちゃ強い。
マリガン(対面が自然エルフだと明確に判定できる時)
ミーノ、2コストフォロワー群、ヘリオ、ワンダーコック(先攻)、オシリス(先攻でヘリオが見えている時or後攻時)、ケルベロス(先攻)、各一枚が目安
※相手がエルフという情報しか出てない場合はOTKエルフのマリガンを優先します。
- vs自然ロイヤル
オクトリスに警戒する必要があるため、ヘリオとオシリスの扱いには気をつけましょう。お互い進化して相打ちすればオクトリスの被害をある程度抑えられます。
基本的に横並べに展開していけば相手が勝手にフォロワーを取りにきます。序盤から体力が削られている場合は回復が重要になるので、荒野の休息の扱いには気をつけてください。(要は、体力満タンの時に休息を雑に切るのはまずいですよ、ってことです。ルベルに繋げられるなら大丈夫です。事故っててドローしないと勝てない場合はやむを得ないですが出します。)
リオード育成ゲームが早期から始まってた場合は降参気味。
マリガン
ミーノ、2コストフォロワー群、ヘリオ、ワンダーコック(先攻)、ケルベロス(先攻)、各一枚が目安。
- vs自然ドラゴン
顔を意識して殴っていきます。トートを起動して勝つことを目指していきますが、時間がかかると負けるため、殴れる時に殴るという意識で行きます。
この対面でもオシリスがぶっ刺さっています。ヘリオも自然ドラゴン側からすると厄介なフォロワーなので、オシリスからヘリオが出るとかなり試合を優位に進められます。
マリガン
ミーノ、2コストフォロワー群、ヘリオ、ワンダーコック(先攻)、オシリス(先攻でヘリオが見えている時or後攻時)、ケルベロス(先攻)、各一枚が目安
- ミラーマッチ
トートが先に起動した方が大体勝ちます。もっと言うと、オシリスからヘリオを出せた方が勝てるため、オシリス3投レシピであるこちらの方が五分以上になりがち。
トートが引けなかったら両手をあげて降参します。
ミーノ、2コストフォロワー群、ヘリオ、ワンダーコック(先攻)、オシリス(先攻でヘリオが見えている時or後攻時)、ケルベロス(先攻)、各一枚が目安
- vs自然ビショップ
トート起動で勝つことを目指します。意識は自然ロイヤルの時と同じで、盤面を取り続ける&体力管理ができる荒野の休息の扱いに注意です。特に終盤は体力が一気に削れる可能性があるので、相手のリーサルの要求値をあげれるように意識しましょう。
マリガン
ミーノ、2コストフォロワー群、ヘリオ、ワンダーコック(先攻)、オシリス(先攻でヘリオが見えている時or後攻時)、ケルベロス(先攻)、各一枚が目安
- vsエイラビショップ
母なる君がキーになります。ボードを制圧されない限りほぼ勝てるマッチアップです。
常にクルトを意識して、クルトに進化を切られてもボードを取り返せるように手を残しながら戦っていくと良いでしょう。前のめりの構築ゆえに、耐えなければならないターンも短く済むのはこの構成にしたメリットの1つかもしれません。
マリガン
ミーノ、2コストフォロワー群、ヘリオ、ワンダーコック(先攻)、オシリス(先攻でヘリオが見えている時or後攻時)、ケルベロス(先攻)、各一枚が目安
最後に
面白いくらいに9連勝止まりです。
うーん()
如何でしたか?今期使うデッキが困っていれば、是非使って頂けると嬉しいです。
質問等はTwitter(@goomy_sv)までどうぞ。