47.ROGローテーション~冥府ネクロ~
※実績を出したデッキではありません。
こんにちは!ぐーみーです。
ローテーションもグランドマスターになり、やるべき事が終わったので、色んなデッキに手を出してみようかなと思っていたところ、FF内の方から冥府ネクロを勧められていざ試験運用。
>6点パンチ!
…冥府ネクロが現状ネタデッキと言われる所以がわかるような気がしました。
問題点は以下の通り
・決定力に欠ける(冥府が起動してからリーサルターンまで3ターン近くかかる)
・エンジェルシュートが多すぎる
・回復ソースがないと体力が削り切られやすい
・冥府が起動しても疾走で負ける
これらの問題への回答でもあるカードを考えつつ、回してみました。
まずエンジェルシュート問題ですが、これはソウルストリーム、及びハデスを3枚にすることで改善を図りました。ソウルストリームは墓場が10以上溜まるカードであり、9ターン目に冥府を安定して起動させられるカードなので、エンジェルシュートが少ない環境でも3枚欲しいなと思いました。
次に決定力に欠ける点と疾走に弱い点について。これは屍病の街を採用することで遅延行為及び疾走メタをすることで改善を図りました。現に刺さる場面が多く、詰めとして優秀でしたが、遅延行為として屍病の街を使う試合は、詰めにもう1枚屍病の街が要求されていることが多いことに気付き、3枚投入すべきという結論に至りました。
屍病置き→冥府置き(起動)→冥府もう1枚置き→勝ち!というのが理想でしたが、実際には屍病置き→冥府置き(起動しない)か、屍病置き→冥府置き(すぐ消される)という事案が頻発し、屍病1枚では足りないことが多々ありました。
次に回復ソースについてですが、これはセレス、レディグレイ、エカテリーヌの3種類しかいないのでここで吟味します。
セレスは言わずと知れたパワーカードですが、エイラや機械ヴァンプといった数が多いデッキはセレスを破壊しやすいこと、5マナで墓場が1枚しかたまらないことから、採用する意味は無いと考えました。
エカテリーヌは大回復ができるため、終盤の詰めに優秀だったり、ソウルストリームの邪魔にならないという点は優秀でした。ですが、冥府が起動しないと出す場面がない点、及びバーンカードが少なく、疾走カードが多い環境なので屍病の街で済むことが多い点から、採用を見送りました。何より中盤に回復しつつ盤面を強くしたいのでこのカードではパワー不足でした。
レディグレイは、2マナで墓場2枚まで稼げる良カードであり、後攻4ターン目に捲るカードでもあります。ソウルコアを置いた際のディスアドを取り返せた他、ドレイン持ちゆえに擬似守護の役割も果たしてくれました。
結果、レディグレイのみを採用して改善を図りました。
これらを中心に、パワーが高い除去ソースを多く採用して組んだものがこちらになります
中盤までは展開することで墓場を貯めて、終盤は除去で9ターン目まで繋げます。その間に1回ソウルコアを経由できると高確率で9ターン目のソウルストリームで冥府が起動します。
あるいはソウルコアを2枚使用して7ターン目くらいに冥府を起動させることも。これに特化した構成にしてしまうと、引くべきカードが一気に増えるためパワーが逆に落ちそうだと思いました。
このデッキでランクマッチに潜ってみました。
連勝はしないものの、一応の勝ち越し。
フリーマッチで調整した分も含めるとざっと50戦以上回しましたが、私にはここまでが限界でした…
ただ、学べることも多かったです。試合中のプランニングや、デッキ構築がシビアで、良い経験ができたと思います。
冥府ネクロは思った以上に手札が溜まるので、新たなる運命が再録されたら話が一気に変わりそうです。
今後に期待しましょう。
ではでは!